リスティング広告運用代行におすすめの外注先2選!料金相場も詳しく紹介

リスティング広告運用代行におすすめの外注先2選とそれぞれへの依頼方法 お役立ちコラム
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「リスティング広告の運用にチャレンジしたいが、社内に広告運用できる人材がいない」とお悩みの企業も多いのではないでしょうか。

「自社運用してみたものの、効果が出ず広告費を無駄にした」という失敗をした方もいるかもしれません。

興味はあるが自社では運用できないなら、リスティング広告運用代行を利用するのがおすすめです。

しかし「外注したいが、依頼先の選び方がわからない」という方も多いのではないでしょうか。

結論から言いますと、リスティング広告運用代行におすすめの外注先には、以下の2つがあります。

  • 安価に外注依頼したいなら「クラウドソーシング」
  • 精度の高い運用を求めるなら「リスティング広告運用代行会社」

この記事では「リスティング広告運用代行におすすめの外注先」「依頼方法」「費用相場」「注意点」について解説します。

記事を読み終わるころには、リスティング広告運用代行の「最適な外注先」を探すポイントがわかるはずです。

  1. 【おすすめ2選】リスティング広告運用代行におすすめの外注先
    1. 【クラウドソーシング】外注費用を安くしたい人向け
      1. クラウドソーシングでの依頼方法は「プロジェクト方式」
    2. 【リスティング広告運用代行会社】精度の高い運用を求める人向け
      1. リスティング広告運用代行サービスへの外注依頼方法は「まず相談」
  2. リスティング広告運用代行の外注料金はいくら?
    1. リスティング広告運用代行の手数料は「広告費の20%」が相場
    2. 初期費用は3~10万円が相場
    3. LP制作を依頼する場合は10~40万円が相場
  3. 【必見!】リスティング広告運用代行を外注する際のチェック項目7つ
    1. 1.外注先の実績をチェックする
    2. 2.広告媒体から認定されているかをチェック
    3. 3.外注費用が適切かをチェックする
    4. 4.最低契約期間をチェックする
    5. 5.アカウント開示が可能かチェックする
    6. 6.運用レポートの提出頻度をチェックする
    7. 7.LP制作が外注可能かを確認する
  4. リスティング広告運用代行を外注するメリットベスト3
    1. 1.他業務にリソースを割ける
    2. 2.社内に知識・ノウハウがなくても広告運用が可能
    3. 3.最新情報を取り入れた運用ができる
  5. リスティング広告運用代行を外注するデメリット
    1. 外注費用が発生する
    2. 社内にノウハウが蓄積しない
    3. 迅速な対応は難しい場合がある
    4. 期待する成果がでない可能性もある
  6. まとめ

【おすすめ2選】リスティング広告運用代行におすすめの外注先

リスティング広告運用代行におすすめの外注先は以下の2つです。

  1. クラウドソーシング
  2. リスティング広告運用代行会社

それぞれの依頼方法も詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください

なお上記2つのほかに、「リスティング広告運用代行ができるWEB制作会社」にも外注依頼できます。

制作会社であれば、LP制作と合わせてリスティング広告運用代行を依頼できるため、頻繁にLPや自社サイトを更新するなら使いやすい外注先です。

ただ広告運用に精通するフリーランスや運用代行会社に比べると、専門性がやや劣るケースも多いため、ここでは紹介を割愛します。

【クラウドソーシング】外注費用を安くしたい人向け

クラウドソーシングは、「仕事を依頼したいクライアント」と「仕事を受注したいワーカー」をつなぐサービスです。

外注費用を安くしたいなら、クラウドソーシングが適しています。

クラウドソーシングで個人のワーカーに外注すれば、リスティング広告運用代行会社に依頼するよりも外注費用を抑えられる可能性が高いからです。

代行会社と違い、広告費や管理費などの諸経費が外注費用に上乗せされないためですね。

また代理店よりも柔軟な対応が可能で、次のようなメリットもあります。

  • 短期契約が可能
  • 広告費が少額でも外注できる
  • 任せたい工程を絞って依頼できる

しかし、個人のワーカーに依頼する場合、スキル不足が心配な方も多いでしょう。

実際クラウドソーシングには経験の浅いワーカーも登録していますが、「フリーランス=実力不足」とはいえません。

「広告代理店で広告運用に携わった経験をもっている」「企業からの直接依頼を受けて活躍している」といったフリーランスも多数登録しているからですね。

実力のあるワーカーを見つければ、費用対効果の高いリスティング広告運用代行も十分可能です。

クラウドソーシングを通じてリスティング広告運用代行を依頼するメリットは以下のとおりです。

  • 外注費用を抑えられる
  • 柔軟な対応が可能
  • 外注するワーカーが選べる
  • 担当者が変わらない

ただ次のようなデメリットもあります。

  • 代わりが効かない(個人のワーカーだと、体調不良時などに対応できない)
  • 個人だとこなせる仕事量が少ない
  • 経験の浅いワーカーもいる

以下のようなワーカーを選ぶことで、デメリットに対処できます。

  • 「フリーランスのチーム」や「法人」
  • 継続的にリスティング広告広告運用代行を受注している(実績やリピーターが多い)

クラウドソーシングでの依頼方法は「プロジェクト方式」

クラウドソーシングでリスティング広告運用代行を外注する場合、「プロジェクト方式」を使うのが一般的です。

プロジェクト方式とは、まずクライアントが依頼内容や予算を提示し、対応できるワーカーがプロジェクトに応募してきます。

ワーカーからの提案内容を比較検討してから、あなたの希望条件とマッチしているワーカーに外注できます。

プロジェクト方式での外注依頼の流れは以下のとおりです。

  1. 【クライアント側】依頼内容(業務内容、予算など)を公開
  2. 【ワーカー側】依頼内容に対して提案(予算、実績など)
  3. 【クライアント側】最適なワーカーの提案を採用して外注依頼

優秀なワーカーから提案をもらうため、以下の点に注意しましょう。

  • 「仕事内容」や「ワーカーに求める条件・実績」を明確に記載する
  • 報酬を適正価格にする(極端に安くしない)

依頼の書き方がわからない場合は、クラウドソーシング上で他社が公開している「リスティング広告運用代行の依頼」を参考にしてみてください。

なおリスティング広告運用代行を発注できるクラウドソーシングは多く存在します。

例えばクラウドソーシングの『Craudia(クラウディア)』には月間1,000人以上(※1)が登録しており、経験豊富なワーカーが応募してくる可能性も高いです。

またCraudia上で「リスティング広告運用代行」の実績豊富なワーカーを検索し、直接依頼もできます。

【公式】https://www.craudia.com/

【リスティング広告運用代行会社】精度の高い運用を求める人向け

精度の高い広告運用を求めるなら、リスティング広告運用代行会社をおすすめします。

代行会社は運用実績もノウハウも豊富だからです。

とくにGoogleやYahoo!といった広告媒体のパートナーになっている運用代行会社であれば、広告媒体ごとの最新情報に基づいた運用ができます。

※参考サイト
Yahooセールスパートナー一覧
Googleパートナー

法人としての組織力を活かし、「コンサルティング」「炎上対策」「内製化に向けたサポート」などのサービスが充実している会社も。

またリスティング広告だけではなく「SNS広告」や「ディスプレイ広告」に対応できる代行会社も多く、出稿先を変更もスムーズにできます。

リスティング広告運用代行会社に外注するメリットをまとめると、以下のとおりです。

  • 知識や経験が豊富
  • 最新情報を取り入れるのが早い
  • サービス内容が充実している

サポート力があるため、「初めて外注するので、リスティング広告運用に関わる業務をまるごと依頼したい」「リスティング広告以外も検討している」といった場合に向いています。

ただ以下のようなデメリットもあるので注意しましょう。

  • 外注費用が高くなりがち
  • 代行会社によってスキルに差がある
  • 担当者変更の可能性がある
  • 担当者を選べない

リスティング広告運用代行サービスへの外注依頼方法は「まず相談」

リスティング広告運用代行サービスへの外注依頼方法は、相談から始まります。

まずはリスティング広告に関する「ニーズ」「悩み」「目的」を伝えなくては始まらないからですね。

具体的には電話や問い合わせフォームでファーストコンタクトをとります。

コンタクトをとったあと、発注までは以下のように進みます。

  1. 【クライアント側】電話または会社サイト上でフォーム送信して相談
  2. 【クライアント側・会社側】「広告を出したい商品」「予算」「悩みやニーズ」についてヒアリング
  3. 【会社側】料金やサービス内容について提案
  4. 【クライアント側】説明内容に納得すれば契約

いくつかの代行会社とコンタクトをとってみて、以下のような外注先を選ぶのがおすすめです。

  • レスポンスが早い
  • 詳しくヒアリングしてくれる
  • 提案内容をわかりやすく説明してくれる
  • 料金が高すぎず安すぎない

リスティング広告運用代行の外注料金はいくら?

リスティング広告運用代行の外注にかかる「料金相場」を紹介します。

リスティング広告運用代行の手数料は「広告費の20%」が相場

リスティング広告運用代行の料金相場は、広告費の20%です。

リスティング広告運用代行では、「運用した広告費(月額)の○%」という料金形態を採用しているフリーランスや代行会社が多くなっています。

そのため「広告費が100万円で手数料が20%」なら、成果に関係なく20万円/月が外注費用となります。

「手数料20%は高い」という声もよく聞きますが、「広告の予算管理」「入稿」「アクセス解析」「レポート作成」などをおまかせできると思えば妥当です。

なお少数ではありますが、「月額定額制」の料金体系で代行を請け負っているフリーランスや代行会社もあります。

  • 株式会社カルテットコミュニケーションズ
  • 株式会社TONOSAMA

「月によって手数料が変動するのはイヤ」「手数料を稼ぐために無駄な広告を打たれるのは避けたい」という場合には、定額制がおすすめです。

初期費用は3~10万円が相場

外注先によっては、リスティング広告運用代行開始時に初期費用がかかることもあります。

初期費用の相場は3~10万円、「アカウント設定」や「キーワード選定」にかかる費用ですね。

ただ、初期費用は手数料に含まれている外注先も少なくありません。

また「他社からの乗り換え」「自社運用していたアカウントがある」など、既存アカウントが利用できる場合には、費用を減らせる可能性もあります。

LP制作を依頼する場合は10~40万円が相場

LP(ランディングページ)とは、リスティング広告をクリックしたユーザーが最初に目にするページのこと。

広告から既存ページに飛ばすと成果に繋がりにくい傾向があるため、リスティング広告運用時は新たにLPを制作するのが一般的です。

リスティング広告運用代行と一緒にLP制作も同時に依頼する場合、外注料金は10~40万円程度が相場となっています。

料金に幅があるのは、「ページのボリューム」「納期」によっても変わるからです。

また代行会社に依頼するよりも、フリーランスに依頼したほうが料金はおさえられます。

ただ、広告運用もLP制作も1人でできるフリーランスは多くありません。

【必見!】リスティング広告運用代行を外注する際のチェック項目7つ

リスティング広告運用代行を外注する前に「必ずチェックしておくべき項目」を紹介します。

1.外注先の実績をチェックする

まずは外注先の実績をチェックしましょう。

外注先によって「得意な商品・業界のジャンル」「運用実績」「スキル」が異なるからです。

例えば広告を出したい商品の類似商品での実績があれば、安心して任せられますよね。

例)
・コスメ販売で実績がある
・弁護士事務所の集客をすでに行っている
・英会話教室の生徒さんを集めている

「得意ジャンル」「運用実績」は、代理店の公式サイトやブログで確認できます。

フリーランスの場合は、クラウドソーシング上のプロフィールページで実績紹介している人が多いです。

なお代行会社の場合は「過去に同業他社を担当した人が、まだ在籍しているか」もチェックすることをおすすめします。

実は多くの実績をあげていたのは「ひとりの優秀な担当者」だったのが、依頼事には独立してしまっているケースも多いからですね。

2.広告媒体から認定されているかをチェック

代行会社がGoogleやYahoo!などの広告媒体から認定されているかもチェックしましょう。

具体的にはGoogleには「Google Partners」、Yahoo!には「Yahoo!マーケティングソリューションパートナー(セールスパートナー)」という認定プログラムがあります。

実績豊富な会社が、パートナーとして認められる仕組みです。

広告媒体のパートナー(正規代理店)になっている外注先であれば、広告媒体からの最新情報が入りやすく、効果的で正確な運用が可能です。

パートナーでなくても、最新情報のキャッチに余念がなく、経験豊富な外注先ももちろんあります。

ただ広告媒体のパートナーになっているかどうかは、「安心して任せられる外注先」を選ぶためのわかりやすい指標です。

参考として「Google Partner」「Yahoo!セールスパートナー」になっている代行会社をいくつか紹介します。

Google Partner アナグラム株式会社
株式会社グラッドキューブ
株式会社キーワードマーケティング
株式会社ユニアド
株式会社ニュートラルワークス など
Yahoo!セールスパートナー ASUE株式会社
株式会社あとらす二十一
株式会社オプト
トランスコスモス株式会社
ヴァンテージマネジメント株式会社
株式会社カルテットコミュニケーションズ など

また担当者がGoogleやYahoo!の広告運用に関する資格を取得しているかどうかも、確認しておきましょう。

3.外注費用が適切かをチェックする

見積もりの段階で、外注費用が適切かどうかも確認しましょう。

つまり「相場と大きく乖離していないか」をチェックしてください。

「手数料が相場(広告費の20%)よりもかなり高い」「高額な初期費用がかかる」外注先もあるからです。

以下のような理由から手数料が高いのであれば問題ありません。

  • あなたの希望に沿った運用ができる
  • 他の代理店に比べてサポートも充実している
  • 費用に見合った成果が出る

費用が高いと思った場合であっても、一度冷静になって費用対効果をシミュレーションしてみましょう。

反対に外注費用が安すぎる会社も、「運用担当者の時間と労力」を削っている可能性があるため注意してください。

例えば以下のような可能性が考えられます。

  • 自動化ツールを使っている
  • 安価でフリーランスに下請けさせている
  • 運用の品質を下げている

「安いな」と思ったら、質を担保した運用が可能かを確認しましょう。

また「広告費・運用手数料の下限」が定められている代行会社もあるので、「広告予算に見合うか」もチェックが必要です。

例えば株式会社グラッドキューブですと「広告費下限25万円」、ASUE株式会社だと「手数料下限10万円」などの下限があります。

下限を設けているのは、広告費が少なすぎると期待通りの成果が出にくいからです。

4.最低契約期間をチェックする

最低契約期間を確認することも重要です。

リスティング広告運用代行の最低契約期間が「1ヶ月」の場合もあれば、「1年」の会社もあるからですね。

リスティング広告運用代行で成果が出始めるのは運用開始から2~3ヶ月なので、平均的な最低契約期間は3~6ヶ月となります。

ただ中には「1年契約」という代理店もあります。

最初から「1年」など長期で契約してしまうと、思うような成果が出ないままコストだけが膨らんでいく可能性も。

契約内容によっては、途中解約する場合、違約金・解約金を請求される可能性もあります。

初めてのリスティング広告運用であれば、3~6ヶ月で契約できる外注先がおすすめです。

5.アカウント開示が可能かチェックする

代理店にリスティング広告運用代行を外注依頼する場合、「広告は代理店のアカウントで運用される」のが一般的です。

この代理店アカウントを開示してもらえるか(見せてもらえるか)を確認しましょう。

代理店がどのような運用をしているのかチェックするためですね。

悪質な会社だと、手数料だけもらって、まともな運用をしていないケースも考えられるため、きちんとチェックしておきたいところです。

ただ以下のような理由から、アカウント開示・共有を行っていない代理店も多数あります。

  • 代理店の運用ノウハウを外部に流出させないため
  • クライアント側の操作で運用精度が落ちるのを防ぐため

依頼したい代理店があるものの、アカウントを開示してもらえない場合も出てきます。

その場合は「運用レポートの質」や「情報共通の頻度」で情報を補えるか判断するのも、ひとつの方法です。

なお株式会社グランデッツァなど、代理店のアカウントではなく、クライアントの自社アカウントで運用代行可能な代行会社もあります。

外注期間終了後に自社アカウントが手元に残るので、将来的には自社運用(内製化)したい場合におすすめです。

6.運用レポートの提出頻度をチェックする

運用レポートをどれくらいの頻度で提出してくれるのかもチェックしましょう。

リスティング広告運用代行を請け負うフリーランスや代行会社の中には、成果に関する報告をしない、ずさんなところもあるからです。

費用対効果を検証する上で運用レポートは不可欠なので、最低でも月1回は提出してもらいましょう。

しかしレポートを出してもらうだけだと、内容が理解できなかったり改善点が見えてこなかったりします。

以下のような担当者がついてくれるなら安心ですし、広告効果の向上にも繋がるでしょう。

  • レポート内容を口頭でも説明してくれる
  • 報告内容への質問にわかりやすく答えてくれる
  • データをもとに改善提案をしてくれる

一言にまとめると「自社の広告運用に十分な時間をかけて取り組んでくれるか」ですね。

また「セールに合わせた広告の効果はどうだったのか」など、ピンポイントで随時報告してもらいたいことも多々あります。

「希望に合わせて報告や情報共有をしてもらえる体制があるか」も確認しておきましょう。

7.LP制作が外注可能かを確認する

リスティング広告運用代行を依頼する場合は、LP制作も外注できるかどうかも聞いてみましょう。

LPのクオリティは広告効果に直結するので、広告とLPをトータルで外注できるのは大きなメリットだからです。

広告運用とLP制作をそれぞれ別々の外注先に依頼することも可能ですが、まとめて外注するほうが改善点へ対処しやすくなります。

LP制作を依頼できる場合、以下の点をチェックしてください。

  • LP制作の実績(CV向上など)
  • 費用
  • 制作にかかる期間
  • クライアントチェックがあるか

リスティング広告以外の広告も検討している場合は、クリエイティブ制作が可能かどうかもチェックしておくのがおすすめです。

リスティング広告運用代行を外注するメリットベスト3

リスティング広告運用代行を外注することで得られる「メリットベスト3」を紹介します。

1.他業務にリソースを割ける

リスティング広告を外注すれば、広告運用以外の業務にリソースを割けます。

リスティング広告運用をする際には、以下のような業務が発生します。

  • リスティング広告運用に関する知識の習得
  • アカウントの獲得
  • 広告文の作成
  • 入稿
  • レポート作成・成果分析

広告運用は「一度配信して終わり」ではなく、絶えず分析と改善のサイクルを回していく必要があります。

そのため他の業務と広告運用を兼務した場合、担当者の負担はかなり大きくなります。

他業務が忙しくリスティング広告運用は疎かになったり残業が増えたりするケースも考えられます。

リスティング広告運用を外注すれば、担当者は別業務に専念できることでしょう。

2.社内に知識・ノウハウがなくても広告運用が可能

リスティング広告運用代行を外注依頼すれば、社内に知識やノウハウがなくても、広告運用が可能です。

優秀な担当者であれば、クライアント側がリスティング広告に詳しくなくても、ニーズや目的をきとんと把握して広告運用してくれます。

一方で「知識なし」の状態で、イチから自社でリスティング広告を運用するのは、かなりハードルが高いといえます。

ノウハウを貯めるまでに時間がかかりますし、以下のような失敗に陥りがちだからです。

  • 広告審査が通らない
  • 希望とは違う配信設定をしてしまっていた
  • 広告単価を大きくしすぎて予算をムダに消化してしまった

リスティング広告運用に精通した外注先であれば、それまでの経験則から審査規定を把握しており広告予算をムダに使うことも少ないでしょう。

3.最新情報を取り入れた運用ができる

リスティング広告業界は変化が速いため、外注先のもっている情報が新しいか、正しいかは重要な判断材料となります。

リスティング広告運用代行を多数の案件を運用している代行会社に外注することで、最新情報が集まりやすいです。

とくに「Google Partner」「Yahoo!セールスPartner」は、配信元のGoogleやYahooの担当者がついているため最新情報が入手しやすい環境です。

例)

・最新のリスティング広告の運用方法
・広告媒体の機能の追加
・広告審査の基準の変更

ネットでリスティング広告運用について調べれば、自力で運用できそうと考える方もいますが、サービス提供者から直接情報を得ている代理店のほうが確実です。

リスティング広告運用代行を外注するデメリット

リスティング広告運用代行を外注することには、デメリットもあります。

事前にデメリットも理解しておくことで、利用を開始してからの「想定していなかった…」を防ぐことができますよ。

外注費用が発生する

リスティング広告運用代行の外注には費用が発生します。

プロのノウハウを活用するためにコストがかかるのは当然ですね。

「外注費用」と「自社で運営する場合の人件費」を比べてみて、費用対効果が高い方を選びましょう。

外注費用をかけても成果が出るなら、コストに見合った利益を得られます。

社内にノウハウが蓄積しない

リスティング広告運用代行を外注すると、社内に広告運用のノウハウが蓄積しません。

運用ノウハウを守るため、細かい運用テクニックまでは教えてくれないからですね。

例えば以下のようなノウハウです。

  • ターゲット設定
  • キーワード選定
  • 広告予算の使い方

社内にノウハウが蓄積しないと内製化(インハウス化)できず、運用代行を外注し続けるしかなくなります。

「将来的には内製化したい」と考えているなら、内製化サポートがある外注先を選びましょう。

参考として、内製化サポートがあるリスティング広告運用代行会社をいくつか紹介します。

  • 株式会社ユニアド
  • 株式会社デジタルアイデンティティ
  • 株式会社グラシズ
  • 株式会社アドベート
  • 株式会社PLAN-B

迅速な対応は難しい場合がある

リスティング広告運用代行を外注した場合、迅速な対応は難しい場合があります。

1人で複数のクライアントを抱えている担当者も多く、対応に時間がかかるケースもあるからです。

とくに優秀な担当者であるほど、任されている仕事が多くなりがちです。

そのため「明日からのセールに合わせて広告を出してほしい」と急ぎの依頼しても、対応してもらえないケースもあります。

スピーディーな広告運用を考えているクライアントにとっては、デメリットのひとつと言えるでしょう。

対処法は以下のとおりです。

  • 変更については早めに連絡する
  • 担当者とのコミュニケーションを密にする
  • 緊急時の連絡手段を確認しておく

期待する成果がでない可能性もある

リスティング広告運用代行をプロに依頼しても、期待する効果が出ない可能性もあります。

理由は以下のとおりです。

  • リスティング広告は競合が多い
  • 外注先のスキルが足りない

競合が多いリスティング広告で成果を出すためには、外注先のスキルが大切です。

以下のようなポイントで、スキルがチェックできます。

  • 広告したい商品のジャンルで成果を出した実績があるか
  • 広告媒体のパートナーか
  • 担当者が広告運用に関する資格を取得しているか

一方でリスティング広告運用では「成果が出るまでに3ヶ月程度は必要」と言われます。

広告を最適化するためのテスト期間が必要だからですね。

そのためリスティング広告運用代行の外注にあたっては、「短期間での成果を求めすぎない」のも大切です。

まとめ

リスティング広告運用代行におすすめの外注先と、外注依頼する際のコツについてお伝えしました。

できるだけ安価に依頼したいならクラウドソーシングの利用がおすすめです。

クラウドソーシングでフリーランスに外注依頼すれば、リスティング広告運用代行会社よりも費用が安くなります。

一方「制度の高い運用を求める」「リスティング広告以外のWEB広告も検討している」なら、代行会社がおすすめです。

外注先を選ぶときには、「実績や広告媒体からの認定」「レスポンスの速さ」「LP制作が可能か」などを比較しましょう。

また何より「担当者が広告効果アップに向けて、積極的に改善提案をしてくれるか」「自社の広告運用にしっかり時間をかけてくれるか」が重要です。

この記事がリスティング広告運用代行の外注依頼先選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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